おはようございます。
mottuです。
今日はまた、ライカのレンズのお話です。
先日購入した、Leitz Wetzlar elmarit R 35mm F2.8です。
そうです。このレンズに傷を発見しました。
クレーム言ってやったぜ!!的なお話ではないです。
気づいたきっかけは絞った際の写真です。
ここにもある写真。
こいつです。
めっちゃクセがある光芒!!と思っていました。
よくよく調べてみると、絞り羽根は6枚。
光芒は6本+オシャレな虹色光芒。
おや?本数多いな。
また。ある時。
光源のところ、縦に光伸びてます。
あれ?縦横変えると光の伸び変わる。
縦
横。
レンズ見てみよ。
!!!
ちなみにこれ、通常の光じゃ見えないレベルです。
見るのに使用したヘッドライトがこれ。
山でいつもお世話になっているペツルのライト。
これ、おススメです。赤色灯も使えるので、暗い時の手元を照らすのもお隣で撮影している方の邪魔しにくいです。
それにしても結構キズっぽいのあるけど、1個でかいキズが。
このキズが方向性を持った光の線を生んでいるようです。
しかし、このキズ、表面にはないのです。
そう、内側。
ここから、完全妄想入ります。
このレンズは、製造50年前。
ドイツの職人が手作業でレンズ作製、磨きをかけております。
その中で葉巻を吸いながら磨く作業員。
暑い夏なので、レンズ磨きにも、ついつい力が入ります。
そしてできたこのレンズ。
検査は合格。
なんか、ロマンありません?(笑)
このクセのある感じ。
まさに世界に1本です。
絞らないと出ない。(正確には見えない。でしょうか?)
ボケもクセがある。
見えた小さな傷たちもすべて、この写真と構成している一部です。
ホントいろんな表現ができるレンズだと思います。
全て撮って出しです。これも。
もうすでに50歳。
先輩。これからもよろしくお願いします。